正岡子規 ; 石川啄木
著者
書誌事項
正岡子規 ; 石川啄木
(ドナルド・キーン著作集 / ドナルド・キーン著, 第15巻)
新潮社, 2018.10
- タイトル別名
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正岡子規石川啄木
- タイトル読み
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マサオカ シキ ; イシカワ タクボク
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注記
標題は奥付による
参考文献: p251-253, 558-560
収録内容
- 士族の子 : 幼少期は「弱味噌の泣味噌」
- 哲学、詩歌、ベースボール : 実は「英語が苦手」ではなかった学生時代
- 畏友漱石との交わり : 初めての喀血、能、レトリック論議
- 小説『銀世界』と『月の都』を物す : 僕ハ小説家トナルヲ欲セズ詩人トナランコトヲ欲ス
- 従軍記者として清へ渡る : 恩人・陸羯南と新聞「日本」
- 「写生」の発見 : 画家・中村不折との出会い、蕪村を評価
- 俳句の革新 : 伊予松山で雑誌「ほとゝぎす」を発刊
- 新体詩と漢詩 : 読者の心を動かす子規の詩歌
- 短歌の改革者となる :『歌よみに与ふる書』十篇を世に問う
- 途方もない意志力で書き続けた奇跡 : 随筆『筆まかせ』から『松蘿玉液』『墨汁一滴』へ
- 随筆『病牀六尺』と日記『仰臥漫録』 : 死に向かっての「表」と「内」の世界
- 辞世の句 : 友人・弟子の証言、詩歌への功績
- 自信と反抗
- 上京、失意、結婚
- 渋民村で代用教員となる
- 一家離散、北海道へ
- 函館の四ヵ月、札幌に二週間
- 小樽でも我儘を通す
- 釧路の極寒
- 小説の失意、短歌の昂揚
- 朝日新聞の校正係となる
- 傑作『ローマ字日記』
- 啄木の悲哀、節子の悲哀
- 悲嘆の中の『一握の砂』の成功
- 二つの「詩論」
- 大逆事件、入院
- 最期の日々
- 死せるのちの啄木
内容説明・目次
内容説明
なぜ、子規は近代人で、啄木は現代人なのか—昭和42年に子規と啄木を比較した論考を著すなど、日本文学研究に身を投じた当初から、明治の二大詩人に惹かれてきた著者。円熟期を迎え相次いで刊行したそれぞれの濃密な評伝を収録。
目次
- 正岡子規(士族の子—幼少期は「弱味噌の泣味噌」;哲学、詩歌、ベースボール—実は「英語が苦手」ではなかった学生時代;畏友漱石との交わり—初めての喀血、能、レトリック論義;小説『銀世界』と『月の都』を物す—僕ハ小説家トナルヲ欲セズ詩人トナランコトヲ欲ス;従軍記者として清へ渡る—恩人・陸羯南と新聞「日本」 ほか)
- 石川啄木(自信と反抗;上京、失意、結婚;渋民村で代用教員となる;一家離散、北海道へ;函館の四ヵ月、札幌に二週間 ほか)
「BOOKデータベース」 より