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論壇の戦後史

奥武則著

(平凡社ライブラリー, 873)

平凡社, 2018.10

増補

タイトル別名

増補論壇の戦後史

タイトル読み

ロンダン ノ センゴシ

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注記

平凡社新書2007年刊の増補版

参考文献一覧: p299-303

関連年表: p304-308

内容説明・目次

内容説明

戦後日本は「悔恨共同体」から始まった。終戦直後、清水幾太郎らが作った二十世紀研究所には林健太郎、丸山眞男、福田恆存など、その後、立場を異にする人たちが集まっていた。以後、彼らが活躍する舞台となる論壇誌は、いかなる問題を、どのように論じてきたのか。そして今、論壇という言論空間は終焉したのか。「ポスト戦後」論壇の構造に光をあてた決定版。

目次

  • 序章 一九八八年八月一二日 四谷霊廟
  • 第1章 「悔恨共同体」からの出発—二十世紀研究所のこと
  • 第2章 「総合雑誌」の時代—『世界』創刊のころ
  • 第3章 天皇・天皇制—津田左右吉と丸山眞男
  • 第4章 平和問題談話会—主張する『世界』
  • 第5章 『世界』の時代—講和から「六〇年安保」へ
  • 第6章 政治の季節—「六〇年安保」と論壇
  • 第7章 高度成長—現実主義の台頭
  • 第8章 『朝日ジャーナル』の時代—ベトナム戦争・大学騒乱
  • 終章 「ポスト戦後」の時代—論壇のゆくえ
  • 補章 戦後「保守系・右派系雑誌」の系譜と現在
  • 付論 「ポスト戦後」論壇を考える

「BOOKデータベース」 より

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