ヘルダー民謡集
著者
書誌事項
ヘルダー民謡集
九州大学出版会, 2018.11
- タイトル別名
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Volkslieder
- タイトル読み
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ヘルダー ミンヨウシュウ
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内容説明・目次
内容説明
本書はヘルダーが生涯をかけて蒐集・翻訳・刊行した『民謡集』162篇に補遺15篇を加えたものである。ヘルダーが18の言語からドイツ語に翻訳した世界各地の民謡・伝承には、ゲーテの「野ばら」や「魔王」の原点となった作品も含まれる。テーマは恋愛から宗教・民族の対立、戦争に至るまで多岐にわたり、人間が直面する生の根源的な状況が、特に女性や子どもといった社会的弱者の視点から描かれる。当時低俗とされた民謡の価値を見直し、「人類の歌」として普遍的な意味を持たせ、「世界文学」の理念を体現した試み。本邦初の全訳。
目次
- 民謡集 第1部(民謡に関する証言;若い伯爵の歌(ドイツ語);美しいローゼムンデ(英語) ほか)
- 民謡集 第2部(漁師の歌(ドイツ語);愛の谷(英語);曙光の歌(フランス語) ほか)
- 補遺 『歌謡における諸民族の声』(一八〇七年)に追加された作品(男やもめ(エストニアの歌);死んだ花嫁を悼む(タタールの歌);聖母マリアに(ラテン語) ほか)
「BOOKデータベース」 より