フランツ・ローゼンツヴァイク : 生と啓示の哲学
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書誌事項
フランツ・ローゼンツヴァイク : 生と啓示の哲学
慶應義塾大学出版会, 2018.10
- タイトル別名
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生と啓示 : フランツ・ローゼンツヴァイクの前期思想の展開
Franz Rosenzweig
フランツローゼンツヴァイク : 生と啓示の哲学
- タイトル読み
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フランツ ローゼンツヴァイク : セイ ト ケイジ ノ テツガク
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注記
博士論文「生と啓示 : フランツ・ローゼンツヴァイクの前期思想の展開」(東京大学) に大幅な加筆と修正を加えたもの
年表: p422
主要参考文献一覧: 巻末p10-24
内容説明・目次
内容説明
43歳で他界したドイツのユダヤ人思想家、ローゼンツヴァイク。彼の若年期から晩年までの思想的展開とその到達点を明らかにする。初期におけるドイツ近代史への関心、キリスト教への改宗の断念、主著『救済の星』における独自の救済史的思想の展開—。さらに後期思想における、一人ひとりの日常の生と宗教の関係の追究、自ら力を傾けたユダヤ教の宗教教育の実践等から、彼の思考の深化と全体像を解明する。
目次
- 序 ローゼンツヴァイクと二〇世紀のドイツ・ユダヤ人社会
- 第1部 生の問題としての宗教—改宗をめぐる決断 一九〇五‐一九一四(青年ローゼンツヴァイクの思想;キリスト教への改宗の前夜—神、歴史、ヘーゲル;宗教との対峙 ほか)
- 第2部 啓示概念の探求と『救済の星』一九一五‐一九一九(ユダヤ人に「なる」こと—ユダヤ教教育への取り組み;真理はいかに自らを顕わすか—言葉、啓示、真理;啓示と人間 ほか)
- 第3部 日常的生の聖化と恩寵 一九二〇‐一九二九(律法とユダヤ人としての生—能動性と受動性の溶化;神的現実性の経験をめぐって—証言の哲学)
「BOOKデータベース」 より