ガルシア=マルケス「東欧」を行く
著者
書誌事項
ガルシア=マルケス「東欧」を行く
(Obra de García Márquez, 1957)
新潮社, 2018.10
- タイトル別名
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De viaje por Europa del Este
ガルシアマルケス東欧を行く
- タイトル読み
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ガルシア=マルケス「トウオウ」オ イク
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内容説明・目次
内容説明
ガルシア=マルケスが30歳だったその年—。「壁」以前の支離滅裂な東西ベルリンを、旧富裕層が生きたまま腐れてゆくライプツィヒを、対照際立つ2つの都市プラハとワルシャワを、「冷徹残忍」が完全保存されたアウシュヴィッツを、人間の間尺に合わない世界最大の村モスクワを、ソ連軍事介入の傷跡も生々しいブタペストを…。持ち前のジャーナリスト魂で誠実に駆け巡り、生れながらの作家の血で鮮烈に物語る。現在を考える暗示に満ちた、11篇のルポルタージュ。
目次
- “鉄のカーテン”とは赤と白のペンキを塗った木の柵である
- 支離滅裂なベルリン
- 財産を没収された人たちが集まって、窮状を語り合う…
- チェコの女性にとってナイロンの靴下は宝石である
- プラハの人たちは資本主義国と同じ反応を示す
- 沸騰するポーランドを注視して
- 二千二百四十万平方キロメートルの領土にコカ・コーラの宣伝がひとつもないソ連
- モスクワ、世界でもっとも大きい村
- スターリンは赤の広場の霊廟で悔悟の念を抱くことなく眠りについている
- ソビエト連邦人たちは格差にうんざりしはじめている
- “私はハンガリーを訪れた”
「BOOKデータベース」 より