生老死の進化 : 生物の「寿命」はなぜ生まれたか

書誌事項

生老死の進化 : 生物の「寿命」はなぜ生まれたか

高木由臣著

(学術選書, 085)

京都大学学術出版会, 2018.11

タイトル別名

生老死の進化 : 生物の寿命はなぜ生まれたか

タイトル読み

セイ ロウ シ ノ シンカ : セイブツ ノ ジュミョウ ワ ナゼ ウマレタカ

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注記

参考文献: p311-315

索引あり

内容説明・目次

内容説明

ヒトは死ぬことができるように進化した?!すべてのヒトはいずれ死ぬが、大腸菌は条件さえ整えば半永久的に増殖し続ける。一方同じ単細胞生物でもゾウリムシは一定の分裂回数という“寿命”をもち、有性生殖によるリセットを繰り返す。いったい何が、老死をもつ生物ともたない生物を分けたのか。生物の基本単位である細胞を基点とすることで、生物の多様な生のあり方と、その進化の鍵を握る暴走性と抑制系のせめぎ合いが見えてくる。生命の本質をとことん考える一冊。

目次

  • 第1部 個体と細胞の「生老死」(個体発生と生老死;個体の寿命と細胞の寿命)
  • 第2部 “いのち”のつながり(“いのち”の実体;“いのち”のつなぎ方:無性生殖と有性生殖;“いのち”の起原)
  • 第3部 「老死」の進化(有性生殖と老・死;老死の誕生と抑制系の進化)

「BOOKデータベース」 より

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