民俗伝承学の視点と方法 : 新しい歴史学への招待

書誌事項

民俗伝承学の視点と方法 : 新しい歴史学への招待

新谷尚紀編

吉川弘文館, 2018.12

タイトル読み

ミンゾク デンショウガク ノ シテン ト ホウホウ : アタラシイ レキシガク エノ ショウタイ

電子リソースにアクセスする 全1

大学図書館所蔵 件 / 115

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: 各論末

内容説明・目次

内容説明

柳田国男と折口信夫の民俗学創生の思想を受け継ぎ、その学問構想を堅実に発展させる「民俗伝承学」を新たに提唱。個別事例研究と比較研究の両者の活用という、民俗学にとって基本的な研究法により、文献史学と共存・協業する実践例として執筆された論文を収載する。文献史学に新たな視点と方法を提案して、もう一つの新しい歴史世界をひらく注目の書。

目次

  • 第1部 民俗伝承学とは何か(民俗伝承学の視点と方法;比較研究法の有効性—時差のある変化:その研究実践例から;祖霊と未完成霊—折口信夫と柳田國男の祖霊信仰論)
  • 第2部 民俗伝承学の実践(鍛冶の神々とふいご祭りの民俗伝承;農業変化の中の「壬生の花田植」—伝承動態についての一考察;宮崎県下の神楽の伝承と現在—高原の神舞を中心に;関東地方の屋敷神—ウジガミとイナリ;疱瘡絵をめぐる民俗伝承;北海道の葬儀の変化;七夕の人形)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ