アジアとしてのシベリア : ロシアの中のシベリア先住民世界
著者
書誌事項
アジアとしてのシベリア : ロシアの中のシベリア先住民世界
(アジア遊学, 227)
勉誠出版, 2018.12
- タイトル読み
-
アジア トシテノ シベリア : ロシア ノ ナカ ノ シベリア センジュウミン セカイ
大学図書館所蔵 件 / 全89件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
文献あり
内容説明・目次
内容説明
ユーラシア大陸北部に広がる極寒の大地として知られるシベリア。ロシアの一地域としてのシベリアとそこに生きる「シベリア先住民」を中心とする住民は、ロシア帝国からの植民地主義に基づくまなざしによって成立した。しかし、先史時代から厳しくも豊潤とすらいえる資源を擁する環境に適応し、多様で固有の文化を形成してきたシベリア諸民族は、ロシアからの関心とは裏腹に、アジア世界と陸続きのつながりを維持し、周辺諸民族との物質的・文化的交流を深めてきた。「ロシア」でもあり「アジア」でもある、複合的で多層的なシベリア地域全体をアジア世界との連続性から捉え直し、ロシアとの関わりの中で営まれていく「シベリア文化」のこれからのかたちを描き出す。
目次
- 第1部 シベリアという地域(シベリアの自然環境—地理的背景とその変化;人類史におけるシベリアとその意義—移住と適応の歴史;シベリア先住民の豊かな言語世界)
- 第2部 ロシアの中のシベリア—「シベリア先住民」の成立とシベリア固有文化(シベリア史における先住民の成立—先住民概念と用語について;シベリア地方主義と「女性問題」—シャシコフの評価をめぐって;シベリアのロシア人—ロシア人地域集団とその文化的特色 ほか)
- 第3部 アジアとしてのシベリア—シベリア先住民:多様な文化空間(シベリア先住民とは?;シベリア先住民の現在・未来)
「BOOKデータベース」 より