テアイテトス
著者
書誌事項
テアイテトス
(光文社古典新訳文庫, [KBフ2-5])
光文社, 2019.1
- タイトル別名
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Θεαιτητος
- タイトル読み
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テアイテトス
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注記
底本にはOxford classical textの校訂新版「Platonis Opera, I」(1995年)を使用し、同校訂旧版(1900年)も併用
ちくま学芸文庫(2004年)の旧訳に最新の研究成果を取り入れた大幅改訂版
シリーズ番号はブックジャケットによる
ソクラテス・プラトン年譜: p480-485
参考文献: p490-495
内容説明・目次
内容説明
知識とは何か、ほんとうに知っているとはどういうことかを主題に、ソクラテスの助産術などのエピソードをまじえ、知識と知覚について、相対主義批判、記憶や判断、真の考えなどとの関係について対話を重ね、若き数学者テアイテトスを「知識の哲学」へと導く、プラトン絶頂期の最高傑作。
目次
- 導入部(ソクラテスとテオドロスの初めの対話;ソクラテスとテアイテトスがかわす、初めの哲学的対話)
- 第1部 知識の第一定義「知識とは知覚である」の提示、展開、批判(「知識とは知覚である」という定義をもとに、プロタゴラスの「相対主義」と、ヘラクレイトスの「万物流動説」を、これと一緒に組み合わせて、一つの哲学的立場をつくる;第一定義の批判的検討)
- 第2部 知識の第二定義「知識とは真の考えである」の提示と批判(第二定義と、「虚偽は不可能である」とする難問;第二定義の論駁)
- 第3部 知識の第三定義「知識とは真の考えに説明規定が加わったものである」の提示と批判(第三定義と、「ソクラテスの夢」;第三定義の批判的検討)
- 結論 知識は、知覚でも、真の考えでも、真の考えに説明規定が加わったものでもないこと
「BOOKデータベース」 より