書誌事項

インドの思想

川崎信定著

(ちくま学芸文庫, [カ3-2])

筑摩書房, 2019.1

タイトル読み

インド ノ シソウ

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注記

参考文献: p209-216

原語対照索引: p221-236

シリーズ番号はブックジャケットによる

1993年3月、放送大学教育振興会より刊行

内容説明・目次

内容説明

長い歴史と多数の異なった民族から成り、広大な地域の中で様々な伝統文化を併存させている国インド。日本人には想像もできないほど人々の考え方の振幅は大きいが、その精神的豊かさには瞠目すべきものがある。多様でありながらインドの底流をなす思考方法とは何か。本書では、国名「インド」の由来やインダス文明の興隆から説き起こし、ヒンドゥー教、ジャイナ教、仏教、『マハーバーラタ』と『ラーマーヤナ』の二大叙事詩、論理学など、インドを特徴づける主要な思想のエッセンスを、仏教・インド哲学研究の泰斗が解説する。

目次

  • 総論「インドの思想」
  • インダス文明とアーリア人のインド定住
  • ヴェーダの思想
  • ウパニシャッドの思想
  • 唯物論・決定論・懐疑論—ブッダに先行する思想家たち
  • ジャイナ教の思想
  • ゴータマ・ブッダの仏教—初期仏教思想
  • アショーカ王の理想—人はなんの目的で生きるか?チャトル・ヴァルガ(四目的)とアーシュラマ(四住期)説
  • 叙事詩の世界(1)—『マハーバーラタ』 『バガヴァッド・ギーター』のバクティ思想
  • 叙事詩の世界(2)—『ラーマーヤナ』 最高神のアヴァターラ(化身)とクリシュナ伝説
  • 大乗小乗の興起
  • 哲学的思索の進化—サーンキヤ形而上学とヴァイシェーシカ自然哲学
  • 論理学と言語分析—ニヤーヤ学派と仏教の論理学およびミーマーンサー学派の祭事哲学
  • ヨーガの思想と実践
  • ヴェーダーンタ思想とヒンドゥー教—近代インド思想への架け橋

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BB27537606
  • ISBN
    • 9784480098726
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    236p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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