書誌事項

書道史謎解き三十話

魚住和晃著

岩波書店, 2019.1

タイトル別名

書道史 : 謎解き三十話

タイトル読み

ショドウシ ナゾトキ サンジュウワ

大学図書館所蔵 件 / 86

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

優美な「蘭亭序」の裏の王羲之の苦悩とは?顔真卿の石碑は、それぞれ書きぶりが異なるのはなぜか?道風の「和様の書」が、不動の名品とされたわけは?なぜ良寛の書は、観る者の心を和ませるのか?さらに智永、欧陽詢、米〓(べいふつ)、空海、行成など、歴史に名を残す書の大家たちの生涯と運命を辿り、書法に秘められた思想を読み解く。書を学び、鑑賞するための格好の手引となる、興味津々の一冊。

目次

  • 漢字は秦篆に始まる
  • 王羲之にただよう悲運の影
  • 蘭亭の宴の罰則は酒二斗
  • 墓誌銘とは何か
  • 張猛龍碑は名碑だったのか
  • 法隆寺仏造像銘の背景
  • 智永の鉄門限と真草千字文
  • 宇治橋碑の復元はしたけれど
  • 欧陽詢は隋唐の大家
  • 南朝書法の理想家虞世南
  • 〓遂良(ちょすいりょう)—二つの書法
  • 東国古碑の笠石
  • 写経生哀歌
  • 仮名は奈良朝の下級官吏によって作られた
  • 顔真卿—安史の乱
  • 顔真卿—二つの顔
  • 顔真卿—壮絶なる晩節
  • 顔真卿—一碑一面貌の謎(1)
  • 顔真卿—一碑一面貌の謎(2)
  • 空海は五筆和尚
  • 道風に筆のわざわい
  • 行成のことなかれ主義
  • 高野切は古筆の縮図
  • 蘇軾の「寒食詩巻」と遊び心
  • 米〓(べいふつ)の審美眼と奇行癖
  • 王鐸—心の屈折を書にたたみ込む
  • 良寛の真骨頂
  • 張裕〓(ちょうゆうしょう)と老荘思想
  • 楊守敬の商才と日本人
  • 呉昌碩にとっての日本人

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB27630703
  • ISBN
    • 9784000613101
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    viii, 237p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ