小林秀雄の悲哀
著者
書誌事項
小林秀雄の悲哀
(講談社選書メチエ, 694)
講談社, 2019.2
- タイトル別名
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Hideo Kobayashi and Norinaga's Kojiki-den
- タイトル読み
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コバヤシ ヒデオ ノ ヒアイ
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注記
その他のタイトルは標題紙裏による
本居宣長略年譜: p14-15
本居宣長の主要著作: p16-19
参考文献: p467-471
小林秀雄略年譜: p472-473
内容説明・目次
内容説明
“もう、お終ひにする。”戦後の知識世界に輝く批評家・小林秀雄(一九〇二‐八三年)が晩年、10年にわたって取り組んだ『本居宣長』は、執筆に難渋し、結論に達しないまま終わってしまった。小林が『本居宣長』を選び、引き受けた理由は、どこにあったのか。なぜ、最後の仕事でここまで挫折してしまったのか。集大成ともいうべき大作を分解し、丁寧に読み解きながら、「小林批評」の栄光と挫折を考察する。
目次
- 序章
- 第2章 『本居宣長』という書物
- 第3章 外堀を埋める—『本居宣長』を読む・その1
- 第4章 源氏物語のほうへ—『本居宣長』を読む・その2
- 第5章 『古事記伝』を読む—『本居宣長』を読む・その3
- 第6章 『古事記伝』という仕事
- 第7章 小林秀雄の悲哀
「BOOKデータベース」 より