マーガレット・ドラブル文学を読む : リアリズム小説から実験小説へ

書誌事項

マーガレット・ドラブル文学を読む : リアリズム小説から実験小説へ

永松美保著

九州大学出版会, 2019.3

タイトル別名

マーガレットドラブル文学を読む : リアリズム小説から実験小説へ

タイトル読み

マーガレット・ドラブル ブンガク オ ヨム : リアリズム ショウセツ カラ ジッケン ショウセツ エ

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注記

博士学位申請論文 (2016年, 長崎大学大学院) に加筆修正を加えたもの

参考文献: 巻末pv-xi

内容説明・目次

内容説明

1960年代にデビュー。第二波女性解放運動の恩恵もあり第三作目の『碾臼』で一躍有名になったドラブルは、フェミニズム作家として広く知られるようになった。60年代、70年代、そして現在と変化し続けるその作品を分析する。2011年9月に行われたドラブルと筆者の対談も収録。

目次

  • 序章 作家マーガレット・ドラブル、及び、本書の背景
  • 第1章 作品の背景
  • 第2章 『夏の鳥かご』(A Summer Bird‐Cage,1963)—一九六〇年代を生きるイギリス女性達の社会的困難
  • 第3章 『碾臼』(The Millstone,1965)における愛の不能
  • 第4章 『滝』(The Waterfall,1969)における両義性と語りの変化
  • 第5章 『針の眼』(The Needle’s Eye,1972)における社会性
  • 第6章 『ペッパード・モス』(The Peppered Moth,2000)における家族の肖像とフィクション性の効果
  • 第7章 『七人姉妹』(The Seven Sisters,2002)に見る創作上の技法—語りと作品展開
  • 第8章 マーガレット・ドラブルとの対談
  • 終章 先行研究と現在のドラブル文学

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB27904037
  • ISBN
    • 9784798502458
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpneng
  • 出版地
    福岡
  • ページ数/冊数
    ii, 194, xip
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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