感情天皇論
著者
書誌事項
感情天皇論
(ちくま新書, 1398)
筑摩書房, 2019.4
- タイトル読み
-
カンジョウ テンノウロン
大学図書館所蔵 全138件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
一九五九年、皇太子明仁のご成婚パレードの日、一人の少年が皇太子とその妻に石を投げた。三島由紀夫はその行為に「天皇と国民が個人として対話をする」というテロルを見て戦慄し、石原慎太郎はそれを隠蔽しようとした。そして即位した明仁天皇が行ってきたのは、かつて庵野秀明が描いた人類補完計画が成ったかの如き、統合の実践としての感情労働だった。『少女たちの「かわいい」天皇』から一時代を経て書かれた、「終わり」の平成天皇論
目次
- 序章 私たちは明仁天皇の「ことば」をいかにして見失ったか
- 第1章 他者としての天皇—投石少年論
- 第2章 セカイ系としての「純粋天皇」—大江健三郎を平成の終わりに読む
- 第3章 押入れの中の「美智子さんの写真」と「女子」教養小説という問題
- 第4章 シン・ゴジラの帰還と素晴らしき天皇なき世界
- 第5章 平成三〇年小説論—「工学化した世界」の片隅で
- 短い終章 天皇のいない国をつくる
「BOOKデータベース」 より