オーラル・ヒストリーに何ができるか : 作り方から使い方まで

書誌事項

オーラル・ヒストリーに何ができるか : 作り方から使い方まで

御厨貴編

岩波書店, 2019.3

タイトル別名

オーラルヒストリーに何ができるか : 作り方から使い方まで

タイトル読み

オーラル・ヒストリー ニ ナニ ガ デキルカ : ツクリカタ カラ ツカイカタ マデ

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文献あり

内容説明・目次

内容説明

政治学にオーラル・ヒストリーの手法が導入されて二五年。以来、さまざまな研究成果が生み出され、成熟の時を迎えつつある。数々のオーラル・ヒストリーの研究プロジェクトを実践してきた研究者たちが集い、自らの体験にもとづいた方法論や活用法、今後の課題などを縦横無尽に論じる。これからオーラル・ヒストリーを始める人たちにとって最良のテキストとなるだろう。

目次

  • 「オーラル・ヒストリー」を「作る」ことと「使う」ことの連鎖構造—「三題噺」風に
  • 1 理論的考察(オーラル・ヒストリーは何を目指すのか;オーラル・ヒストリーからの/への逃走;オーラル・ヒストリーの方法論—仮説検証から仮説発見へ)
  • 2 応用的考察(おしまいから読んでみよう—さかのぼりオーラル・ヒストリー;摂取世代の見たオーラル・ヒストリー 東京学派四半世紀のヒストリー—デモクラシーと現代史の好循環を目指して;質問づくり十年;オーラル・ヒストリーの世界標準とこれから—ブラック・オーラルから脱するために;オーラル・ヒストリーにおける「残し方」—課題と工夫の「共有」に向けて)
  • 3 事例的考察(民主党「保守派」の形成—『民主党を見つめ直す 元官房長官・藤村修回想録』から見えて来るもの;民主党政権の脱原発を巡る政策過程—オーラル・ヒストリーと自叙伝から検証する;実践的オーラル・ヒストリー方法論と一九九〇年代日本政治における保守—野中広務オーラル・ヒストリーを中心に;「行革官僚」の成功と挫折;文部官僚オーラル・ヒストリー)
  • 4 位置的考察(聞き書きの系譜;文化人のオーラル・ヒストリーをめぐって;植民地銀行のインスティテューショナル・メモリー—朝鮮銀行の戦前と戦後)

「BOOKデータベース」 より

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