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平将門と天慶の乱

乃至政彦著

(講談社現代新書, 2520)

講談社, 2019.4

タイトル読み

タイラノ マサカド ト テンギョウ ノ ラン

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注記

平将門関連年表: p314-323

主要参考資料: p324-327

内容説明・目次

内容説明

鎌倉幕府を築いた源頼朝、南北朝時代を終わらせた足利義満、三職推任を打診された織田信長、天下一統を成し遂げた豊臣秀吉…。いずれも時代が認める改革者であったにも拘らず、古い王朝を改めて至上の身に昇ることを望まなかったのはなぜか。その背景には、武威でもって坂東を従わせ、新豊の名乗りを得て京都の朝廷と争った末に、非業の最期を遂げた平将門の存在があった—。未だ謎の多い将門の実像に迫るとともに、不可解なあの「怨霊伝説」の真相解明にも挑む。

目次

  • 序章 怨霊伝説を検証する
  • 第1章 蔭子・将門の少年期
  • 第2章 遺領が招いた争族
  • 第3章 平良兼・良正の襲撃と源護の策謀
  • 第4章 追捕使・将門の勇躍と逆襲
  • 第5章 坂東独立の風雲
  • 第6章 将門、新皇に即位す
  • 第7章 誰が新皇を殺したのか
  • 第8章 敗者の声と勝者の宴
  • 終章 神田明神と将門塚の興起

「BOOKデータベース」 より

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