日本の舞台芸術における身体 : 死と生、人形と人工体

書誌事項

日本の舞台芸術における身体 : 死と生、人形と人工体

ボナヴェントゥーラ・ルペルティ編著

晃洋書房, 2019.3

タイトル別名

The body in the Japanese performing arts : death and life, puppets and artificial bodies

日本の舞台芸術における身体 : 死と生人形と人工体

タイトル読み

ニホン ノ ブタイ ゲイジュツ ニ オケル シンタイ : シ ト セイ ニンギョウ ト ジンコウタイ

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注記

国際日本文化研究センターにおける共同研究の成果。民俗芸能、俄、能、歌舞伎、人形浄瑠璃、からくり人形、近代演劇、舞踊、ダンス、舞踏などにおける「身体」という課題を扱った、各分野の専門家による論文を収録。

文献あり

内容説明・目次

目次

  • なぜ身体か—ヨーロッパと日本を往来しながら、舞台芸術における身体を考える
  • 第1部(発動機としての身体、もしくは一人称の鵜鳥神楽;俄の身体—「一夜漬け」の表現)
  • 第2部(能における中世的身体;能の詞章と身体—見る所作の表現性;イエズス会宣教師の見た日本の茶道)
  • 第3部(からくり人形における身体—からくり人形と手妻人形;近松劇における人形的身体—映画『心中天網島』(一九六九)と演劇集団円『景清』(二〇一六)を視野に入れて;歌舞伎の場面転換と俳優の身体)
  • 第4部(歌舞伎役者による「近代の身体」の獲得—五代目中村歌右衛門を例に;川上音二郎と貞奴の世界巡演から見えてきたもの—明治政府のプロパガンダとしての身体・表象;舞踊の身体について—近代の舞踊、新舞踊、モダン・ダンスを中心に、坪内逍遙から石井漠まで)
  • 第5部(戦前のタップダンス界—国粋主義下のアメリカニズム;土方巽の舞踏における「病」と「死」の表象—「肉体の叛乱」から「疱瘡譚」へ;土方巽の肉体論—したいから出発すること;不定さを抱えた身体—平田オリザのロボット演劇プロジェクトをめぐって;でくのぼうとしての初音ミク試論)

「BOOKデータベース」 より

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