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腐敗と格差の中国史

岡本隆司著

(NHK出版新書, 583)

NHK出版, 2019.4

Title Transcription

フハイ ト カクサ ノ チュウゴクシ

Available at  / 72 libraries

Note

文献案内: p227-230

関連年表: p231-236

Description and Table of Contents

Description

なぜ中国では党幹部や政府役人の汚職がやまないのか?なぜ共産主義国にもかかわらず、貧富の差が拡大するのか?超大国を蝕み続ける「病理」の淵源に、実力派歴史家が迫る。エリート/非エリートの金・コネ・権力をめぐる相剋の二千年を一望し、独裁の度合いを強める中国共産党、および現代中国の実相を大胆かつ明快に読み解いた一冊。

Table of Contents

  • 1 格差—士と庶はいかに分かれたか(皇帝という体制;官僚制の成立;門閥主義から賢才主義へ;官僚制と二元社会)
  • 2 権力—群雄割拠から唐宋変革へ(トップダウンの統治;トップダウンに抗して;王安石の改革とその史的意義)
  • 3 腐敗—歪みはどこから来たのか(地方制度の概観;衙門の構成;行政の実態とその二面性)
  • 4 改革—雍正帝と養廉銀(清代前期の情況;雍正帝の改革;末路)
  • 5 根源—中国革命とは何だったか(一九世紀の内憂外患;腐敗の洗練;革命のターゲット;国民党と共産党)

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