始皇帝中華統一の思想 : 『キングダム』で解く中国大陸の謎

書誌事項

始皇帝中華統一の思想 : 『キングダム』で解く中国大陸の謎

渡邉義浩著

(集英社新書, 0975D)

集英社, 2019.4

タイトル別名

始皇帝 : 中華統一の思想 : キングダムで解く中国大陸の謎

タイトル読み

シコウテイ チュウカ トウイツ ノ シソウ : キングダム デ トク チュウゴク タイリク ノ ナゾ

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内容説明・目次

内容説明

現代中国の力の源泉は、十四億という膨大な人口にある。では、なぜこれほどの人が暮らす広大なエリアを、中国の歴代帝国は何度も統一し支配することができたのか?そのような場所は、人類史上、中国大陸以外に存在しない。答えは初の統一帝国・秦にある。秦が採用した「法家」の思想と統治のノウハウが二千年にわたって引き継がれたために、中国は繰り返し統一されたのだ。では、法家とはどのような思想なのか。漫画『キングダム』では法家改革後の秦が見事に描かれている。本書では、『キングダム』に流れる地下水脈を、二十五点もの名場面を引用しながら縦横に解説する。

目次

  • 第1章 『キングダム』前夜—春秋戦国時代はなぜ550年も続いたのか?(『キングダム』以前の歴史 周〜春秋戦国時代;氏族制とはなにか)
  • 第2章 法家と秦の大改革(秦の歴史1 起源から変法へ;商鞅の変法)
  • 第3章 中華統一と空前の権力(秦の歴史2 「戦神」昭王と始皇帝;秦帝国の中国大陸統治)
  • 第4章 始皇帝はなぜ儒家を憎んだのか(奇妙な儒家)

「BOOKデータベース」 より

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