「海わたる聲」 : 悲劇の樺太引揚げ船「泰東丸」命奪われた一七〇八名の叫び
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「海わたる聲」 : 悲劇の樺太引揚げ船「泰東丸」命奪われた一七〇八名の叫び
柏艪舎 , 星雲社 (発売), 2019.1
- タイトル読み
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「ウミ ワタル コエ」 : ヒゲキ ノ カラフト ヒキアゲセン 「タイトウマル」 イノチ ウバワレタ 1708メイ ノ サケビ
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注記
参考文献・資料[等]: p168-169
内容説明・目次
内容説明
昭和二十年八月二十二日の朝、増毛沖と鬼鹿沖で樺太からの引揚げ船三隻が、相次いでソ連潜水艦の魚雷と艦砲射撃の標的にさらされた。泰東丸と小笠原丸が沈没、第二新興丸は大破し、千七百人を超える引揚げ者が犠牲となった。彼らは何故、大戦終結直後に命を奪われなくてはならなかったのか。日本人が忘れてはならない悲劇、「留萌沖三船殉難事件」を元に綴られた感動のドキュメンタリーノベル。
目次
- 1 土の棺—三十年目の再会
- 2 青春の傷あと—反戦デモの中で
- 3 慟哭の証言—海に消えた子どもたち
- 4 老人の宿題—泰東丸を語り継ぐ
- 5 朽ちてゆく墓標—事件の村は今
- 6 若者たちの戦争—無縁仏の人探し
- 7 声の碑—あの海にこだまして
「BOOKデータベース」 より