宗教と社会の戦後史
著者
書誌事項
宗教と社会の戦後史
東京大学出版会, 2019.4
- タイトル別名
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Post-war history of religion and society in Japan
- タイトル読み
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シュウキョウ ト シャカイ ノ センゴシ
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注記
その他のタイトルは標題紙裏による
年表・宗教と社会の戦後史: 巻末pi-xxiii
文献あり
内容説明・目次
内容説明
私たちは「二重の時間性」を生きてきた。戦後を徹底させる動きと、戦前に回帰する動き。この二つが重層する特異な戦後史。その間を揺れ動く「宗教」。その過去・現在・未来を解き明かす。
目次
- 戦後七〇年の宗教をめぐる動き—いくつかの転機を経て
- 1 理論編—戦後宗教史を読むための視座(近代の規範性と複合性—「世俗化」概念の再検討と丸山眞男の近代化論;政権与党と宗教団体—自民党と保守合同運動、公明党と創価学会の関係を通して;戦後宗教史と平和主義の変遷)
- 2 歴史編—国家と宗教の関係性(国家神道復興運動の担い手—日本会議と神道政治連盟;靖国神社についての語り—明治維新百五十年で変わりうるか;忠魂碑の戦後—宗教学者の違憲訴訟への関与から考える)
- 3 教団編—諸宗教の内と外(キリスト教と日本社会の間の葛藤と共鳴—宗教的マイノリティが担う平和主義;戦後の仏教をめぐる言説と政治—近代性、ナルシシズム、コミュニケーション;新興宗教から近代新宗教へ—新宗教イメージ形成の社会的背景と研究視点の変化)
- 宗教と社会の「戦後」の宿題—やり残してきたこととその未来
「BOOKデータベース」 より