コモンズとしての都市祭礼 : 長浜曳山祭の都市社会学

書誌事項

コモンズとしての都市祭礼 : 長浜曳山祭の都市社会学

武田俊輔著

新曜社, 2019.4

タイトル読み

コモンズ トシテノ トシ サイレイ : ナガハマ ヒキヤママツリ ノ トシ シャカイガク

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注記

博士学位請求論文「長浜曳山祭の都市社会学―伝統消費型都市の生活共同と社会的ネットワーク」 (東京大学, 2018年3月) をもとに大幅に改稿したもの

近現代長浜曳山祭年表: p299-306

参考文献: p316-325

内容説明・目次

内容説明

近世以来の祭礼を通じて負担と名誉を分ちあう「町内」社会の変容とダイナミズム、観光や文化財行政を通じて編成される都市のネットワークを、コモンズ論の視点から分析する気鋭の挑戦。

目次

  • 第1部 課題の設定と分析視角(本書の目的と研究の視角;都市社会学における「町内」社会研究の不在とその可能性;本書の分析視角—コモンズとしての都市祭礼)
  • 第2部 都市祭礼を構成する諸資源・用益と祭礼の伝承メカニズム(山組における家と世代—祭礼をめぐるコンフリクトとダイナミズム;山組間における対抗関係の管理と興趣の生産・配分—裸参りを手がかりとして;シャギリをめぐる山組間の協力と山組組織の再編;若衆たちの資金調達と社会的ネットワークの活用;曳山をめぐる共同性と公共性—共有資産としての曳山の管理とその変容)
  • 第3部 コモンズとしての都市祭礼/地域社会/公共性(観光・市民の祭り・文化財—公共的用益の活用と祭礼の意味づけの再編成;本書における知見の整理と結論)

「BOOKデータベース」 より

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