越境する東アジアの文化を問う : 新世紀の文化研究

Author(s)

Bibliographic Information

越境する東アジアの文化を問う : 新世紀の文化研究

千野拓政編

（ポストコロニアル時代の人文学と東アジア文化圏, 1）

ひつじ書房, 2019.3

Other Title

Issues of border-crossing culture in East Asia : cultural studies for the new century

Title Transcription

エッキョウ スル ヒガシアジア ノ ブンカ オ トウ : シンセイキ ノ ブンカ ケンキュウ

Available at  / 135 libraries

Note

内容: 第1部 文化研究(カルチュラル・スタディーズ)の来し方行く末. 第2部 混迷する思想に向けて. 第3部 文学とサブカルチャーのはざまで. 第4部 1980年代サブカルチャー再訪 : アジアを貫く若者文化の起源

文献あり

Contents of Works

  • この30年間東アジアの文化に何が起こってきたのか? : アニメ・マンガ・ライトノベル、コスプレ、そして村上春樹 / 千野拓政 [執筆]
  • 「小器化」の時代に : 今日の大陸中国における文化研究 / 王暁明 [執筆] ; 楊駿驍, 千野拓政訳
  • 誰が「美的差異」を気にかけるのか? : 危機の時代の文化研究 / Meaghan Morris [執筆] ; 山田裕美子, 千野拓政訳
  • ポストメディア時代の文化研究 : 2010年代の日本のメディア文化と政治 / 毛利嘉孝 [執筆]
  • 今日の中国の精神・倫理問題をめぐる思考についての思考 / 賀照田 [執筆] ; 陸賽君, 千野拓政訳
  • 民主大闘争(1987年)からキャンドル闘争(2016年-2017年)に至る思想状況の変化 : 革命のディスコースを中心に / 李南周 [執筆] ; 張宇博, 千野拓政訳
  • 妖怪が生まれた : 2010年以降の台湾マンガ・アニメ・サブカルチャーの現状並びに新世代作家の対応 / 陳栢青 [執筆] ; 劉茜, 千野拓政訳

Description and Table of Contents

Description

日本・中国・韓国は領土問題や歴史問題で繰り返し衝突し、反日、嫌中、嫌韓が声高に叫ばれている。その一方で、日本のサブカルチャーが東アジアで広く愛好され、国境を越えた共通の文化現象が生まれている。東アジアの若者に何が起こっているのか？今、あらためて文化研究。

Table of Contents

  • 第１部　文化研究（カルチュラル・スタディーズ）の来し方行く末（この３０年間東アジアの文化に何が起こってきたのか？—アニメ・マンガ・ライトノベル、コスプレ、そして村上春樹；「小器化」の時代に—今日の大陸中国における文化研究；誰が「美的差異」を気にかけるのか？—危機の時代の文化研究；ポストメディア時代の文化研究—二〇一〇年代の日本のメディア文化と政治；パネルディスカッション）
  • 第２部　混迷する思想に向けて（今日の中国の精神・倫理問題をめぐる思考についての思考；民主大闘争（一九八七年）からキャンドル闘争（二〇一六年‐二〇一七年）に至る思想状況の変化—革命のディスコースを中心に）
  • 第３部　文学とサブカルチャーのはざまで（妖怪が生まれた—二〇一〇年以降の台湾マンガ・アニメ・サブカルチャーの現状並びに新世代作家の対応；トークセッション；パネルディスカッション）
  • 第４部　一九八〇年代サブカルチャー再訪—アジアを貫く若者文化の起源（シンポジウム；一九八〇年代ポップスの世界；一九八〇年代マンガの世界；パネルディスカッション）

by "BOOK database"

Related Books： 1-1 of 1

Details

Page Top