日米地位協定 : 在日米軍と「同盟」の70年
著者
書誌事項
日米地位協定 : 在日米軍と「同盟」の70年
(中公新書, 2543)
中央公論新社, 2019.5
- タイトル別名
-
日米地位協定 : 在日米軍と同盟の70年
- タイトル読み
-
ニチベイ チイ キョウテイ : ザイニチ ベイグン ト「ドウメイ」ノ 70ネン
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注記
参考文献: p218-221
日米地位協定 関連年表: p252-256
内容説明・目次
内容説明
日米地位協定は、在日米軍の基地使用、行動範囲、米軍関係者の権利などを保証したものである。在日米軍による事件が沖縄などで頻発する中、捜査・裁判での優遇が常に批判されてきた。冷戦後、独伊など他国では協定は改正されたが、日本はそのままである。本書は、協定と在日米軍を通して日米関係の軌跡を描く。実際の運用が非公開の「合意議事録」に基づいてきた事実など、日本が置かれている「地位」の実態を描く。
目次
- 第1章 占領から日米安保体制へ—駐軍協定
- 第2章 60年安保改定と日米地位協定締結—非公表の合意議事録
- 第3章 ヴェトナム戦争下の米軍問題—続発する墜落事故、騒音訴訟
- 第4章 沖縄返還と膨大な米軍基地—密室のなかの五・一五メモ
- 第5章 「思いやり予算」の膨張—「援助」の拡大解釈
- 第6章 冷戦以後の独伊の地位協定—国内法適用を求めて
- 第7章 沖縄基地問題への注目—度重なる事件、政府の迷走
- 終章 日米地位協定のゆくえ—改定の条件とは
「BOOKデータベース」 より