書誌事項

「身軽」の哲学

山折哲雄著

(新潮選書)

新潮社, 2019.5

タイトル別名

身軽の哲学

タイトル読み

ミガル ノ テツガク

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内容説明・目次

内容説明

人はなぜ、後半生になると重荷を下ろしたくなるのか。西行、親鸞、芭蕉、良寛に共通することは、人生の折返し点を過ぎ、歌や句にますます傾倒していったことだ。肩にのしかかった責務や思想、人間関係などから解き放され、旅に出て「うた」をつくった。孤独を楽しみ、軽やかな自由の世界にあそんだ。そろそろ私たちも、「ねばならない」生き方から少しずつ解放されようではないか。

目次

  • 序章 存在の重さと軽さ(消化器系と循環器系;思想という重さ ほか)
  • 第1章 西行の旅姿(マイルドな家出;西行の林住期 ほか)
  • 第2章 親鸞の変容(親鸞と法然;三つの期 ほか)
  • 第3章 芭蕉の乞食願望(「軽み」の境涯;西行と同じ「筋」 ほか)
  • 第4章 良寛遁走(俗にあらず、沙門にあらず;芭蕉め、と良寛も ほか)

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB28267584
  • ISBN
    • 9784106038396
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    221p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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