佐佐木信綱 : 「愛づる心」に歌の本質を求めた大歌人

書誌事項

佐佐木信綱 : 「愛づる心」に歌の本質を求めた大歌人

佐佐木頼綱著

(コレクション日本歌人選 / 和歌文学会監修, 069)

笠間書院, 2019.5

タイトル別名

Sasaki Nobutsuna

佐佐木信綱 : 愛づる心に歌の本質を求めた大歌人

タイトル読み

ササキ ノブツナ : メズル ココロ ニ ウタ ノ ホンシツ オ モトメタ ダイカジン

大学図書館所蔵 件 / 61

注記

タイトルは表紙による

略年譜: p104-106

読書案内: p112-115

内容説明・目次

内容説明

国学者でありながら、歌人として生涯新しい表現を模索していた信綱の歌を、曾孫が読み解く。

目次

  • 願はくはわれ春風に身をなして憂ある人の門をとはばや
  • 鳥の声水のひびきに夜はあけて神代に似たり山中の村
  • 幼きは幼きどちのものがたり葡萄のかげに月かたぶきぬ
  • ゑひにけりわれゑひにけり真心もこもれる酒にわれ酔ひにけり
  • 大門のいしずゑ苔にうづもれて七堂伽藍ただ秋の風
  • やま百合の幾千の花を折りあつめあつめし中に一夜寝てしが
  • ゆく秋の大和の国の薬師寺の塔の上なる一ひらの雲
  • 手とりかはし笑みてら談らなこの国の遠つ聖に多く学びき
  • 小羊がせなかまろめてねむりをる門の日あたりに履ぬふ少女
  • 見おろせば金陵百里風さむし誰またここに都建つべき〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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