Bibliographic Information

老いのゆくえ

黒井千次著

(中公新書, 2548)

中央公論新社, 2019.6

Title Transcription

オイ ノ ユクエ

Note

「読売新聞」夕刊連載「時のかくれん坊」「日をめくる音」に一部加筆修正を行い改題し書籍化したもの

Description and Table of Contents

Description

運転免許を返納した。転倒が増えた—。85歳という新たな区切りを超えた作家が描く「老いの日常」。優先席での年齢比べ、一向に進まない本の整理、曲げた腰を伸ばす難しさ、隙を見ては襲ってくる眠気、病気との付き合い方。いずれも70歳代のころとは何かが徐々に変わっている。この先の時間に思いを馳せがなら、年齢を重ねるなかで生じる失敗や戸惑い、さらに発見や喜びも余さずつづる、老いの日々のスケッチ。

Table of Contents

  • 1 新旧の不自由を抱えて(家と身体が共鳴する;空足を踏む恐怖 ほか)
  • 2 もう運転しないのか…(もう運転しないのか…;家で和服だった年寄り ほか)
  • 3 降りることへの恐れ(次に風呂を直すのは誰;年を取ってからの「待ち」 ほか)
  • 4 老いることは知ること(一人の外出にまごつく;三度目は、転ぶまい ほか)

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  • 中公新書

    中央公論社 1962-

    Available at 1 libraries

Details
  • NCID
    BB28371677
  • ISBN
    • 9784121025487
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    235p
  • Size
    18cm
  • Classification
  • Parent Bibliography ID
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