ウイグル人に何が起きているのか : 民族迫害の起源と現在

書誌事項

ウイグル人に何が起きているのか : 民族迫害の起源と現在

福島香織著

(PHP新書, 1189)

PHP研究所, 2019.6

タイトル読み

ウイグルジン ニ ナニ ガ オキテ イル ノカ : ミンゾク ハクガイ ノ キゲン ト ゲンザイ

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注記

参考資料一覧: p283-285

内容説明・目次

内容説明

中国共産党に忠実で、清く正しい人々。ゴミ一つ落ちておらず、スリもいない完璧な町。だが、この地のウイグル人たちをよく観察してみると、何かがおかしい。若い男性は相対的に少なく、老人たちに笑顔が見られない。観光客に接する女性たちの表情は妙に硬い。いまSF小説の世界にも似た暗黒社会が、日本と海を隔てた隣国の果てにあることを誰が想像しただろうか。さらに共産党による弾圧の魔手は、いまや在日ウイグル人にまで及んでいるという。現地ルポとウイグル人へのインタビューから浮かび上がる「21世紀最悪の監獄社会」の異様な全貌。

目次

  • 序章 カシュガル探訪—21世紀で最も残酷な監獄社会(羊の代わりに警官が増えた;ホテルの出入口でX線と金属探知ゲートのチェック ほか)
  • 第1章 「再教育施設」の悪夢—犯罪者にされる人々(テロリストと間違われる;100万人以上のウイグル人が強制収容されている! ほか)
  • 第2章 民族迫害の起源(ウイグルの起源;パミール以東の中央アジアの政治的独立は喪失された ほか)
  • 第3章 世界の大変局時代における鍵—米中そして日本(「テロとの戦い」の標的にされたウイグル組織;文化大革命に対する抵抗 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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