差別と弾圧の事件史

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差別と弾圧の事件史

筒井功著

河出書房新社, 2019.6

タイトル読み

サベツ ト ダンアツ ノ ジケンシ

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内容説明・目次

内容説明

なぜ「洞」集落は父祖の地を追われなければならなかったのか。なぜ香川県から出てきた薬の行商人たちは惨殺されねばならなかったのか。歴史上、差別と被差別にかかわる十二の事件を検証する。

目次

  • 周辺住民千余人が部落を襲う—群馬県・世良田村事件
  • 警察が細民部落を焼き払う—大分県・的ヶ浜事件
  • 朝鮮人と間違われて薬行商人が惨殺される—千葉県・福田村事件
  • 「番人」の二つの受難—高知県・膏取り一揆と松本直吉事件
  • 東北地方のキリシタン弾圧と隠れキリシタン—米沢、一関、会津の場合
  • 賎視と闘った猿まわしの話—山梨県・猿引仙蔵一件
  • 植民地での反乱と鎮圧が千余人の死をまねく—台湾・霧社事件
  • 天皇陵と被差別部落—奈良県・洞部落移転の経緯
  • 二人の死刑執行後に真犯人が現れる—東京・下谷の「サンカ」刑死事件
  • 研究者と対象集団とのあいだ—北海道・アイヌ墓地の盗掘事件
  • 幕末、大規模な解放闘争が起きていた—岡山県・渋染一揆
  • 「模範的糾弾闘争」の虚実—京都府、オール・ロマンス事件

「BOOKデータベース」 より

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