夏物語
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夏物語
文藝春秋, 2019.7
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ナツ モノガタリ
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注記
芥川賞受賞作「乳と卵」の登場人物たちが新たに織りなす物語。『文學界』(2019年3月号-4月号)掲載を単行本化。
主要参考文献: p545
内容説明・目次
内容説明
大阪の下町に生まれ育ち、東京で小説家として生きる38歳の夏子には「自分の子どもに会いたい」という願いが芽生えつつあった。パートナーなしの出産の方法を探るうち、精子提供で生まれ、本当の父を捜す逢沢潤と出会い、心を寄せていく。いっぽう彼の恋人である善百合子は、出産は親たちの「身勝手な賭け」だと言い、子どもを願うことの残酷さを夏子に対して問いかける。この世界は、生まれてくるのに値するのだろうか—。
「BOOKデータベース」 より