ミュシャから少女まんがへ : 幻の画家・一条成美と明治のアール・ヌーヴォー
著者
書誌事項
ミュシャから少女まんがへ : 幻の画家・一条成美と明治のアール・ヌーヴォー
(角川新書, [K-273])
KADOKAWA, 2019.7
- タイトル別名
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ミュシャから少女まんがへ : 幻の画家一条成美と明治のアールヌーヴォー
- タイトル読み
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ミュシャ カラ ショウジョ マンガ エ : マボロシ ノ ガカ・イチジョウ セイビ ト メイジ ノ アール・ヌーヴォー
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注記
ミュシャと一条成美の肖像あり
シリーズ番号はブック・カバーによる
参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
与謝野晶子・鉄幹の『明星』の表紙を飾ったのはアール・ヌーヴォーの画家、ミュシャを借用した絵だった。以来、現代の少女まんがに至るまで多大な影響を与えたミュシャのアートは、いかにして日本に受容されたのか?
目次
- 序 明治のアール・ヌーヴォーとは何であったか(少女まんがは「伝統」起源か;明治のミュシャ様式の成立とその特徴;明治の投稿空間とミュシャ様式のアイコン;明治国家とミュシャ様式)
- 第1章 明治ラファエル前派と投稿空間としての『明星』(柳田國男の恋を描いた挿画家・一条成美;明治のラファエル前派兄弟団と終われない青春;編集者・与謝野鉄幹と投稿空間としての『明星』;一条成美、ミュシャをローカライズする;『明星』はミュシャをいかに受けとめたか;白馬会と『明星』)
- 第2章 言文一致と日露戦争(『遠野物語』の表紙に佐々木喜善は何を見たか;新派としての柳田國男;日記文と「私」;日露戦争とミュシャ様式)
- 第3章 明治のミュシャ、一条成美とその運命(インスピレーションの画家;「文壇照魔鏡事件」と一条成美の移籍;『新聲』時代の一条成美;一条成美の方法)
- 終章 ミュシャから少女まんがへ(一条成美とミュシャの忘却;水野英子—ミュシャの帰還)
「BOOKデータベース」 より