核武装と知識人 : 内閣調査室でつくられた非核政策
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核武装と知識人 : 内閣調査室でつくられた非核政策
勁草書房, 2019.7
- タイトル読み
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カク ブソウ ト チシキジン : ナイカク チョウサシツ デ ツクラレタ ヒカク セイサク
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注記
参考文献: p375-399
関連年表: 巻末pix-xiii
内容説明・目次
内容説明
「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」という非核三原則はどのようにしてできあがったのか?佐藤栄作首相が1967年にこの原則を表明したころ、日本のインテリジェンス機関ともいえる内閣調査室には若泉敬、永井陽之助、蝋山道雄、高坂正といった「現実主義者」が結集し、日本の核武装について秘密裏に研究を行っていた。彼ら知識人たちはどのように内調に協力したのか?そもそも内調はどのように生まれ、何に関心を持ち、なぜ知識人との人脈を形成するにいたったのか?内調元幹部の証言やジャーナリストの個人蔵資料などを駆使して非核政策の「謎」に光を当てた出色の博士論文を書籍化。
目次
- 「官製シンクタンク」の非核提言
- 第1部 内閣調査室とは何か(内閣直属の情報機関構想;内閣調査室の中国事情調査;内閣調査室の知識人人脈)
- 第2部 内調における知識人の核政策研究(非核政策の萌芽と若泉論文;非核政策の構築と首相献策;非核政策の確立と核武装研究)
- 非核政策の実像と課題
「BOOKデータベース」 より