ルネサンス庭園の精神史 : 権力と知と美のメディア空間

書誌事項

ルネサンス庭園の精神史 : 権力と知と美のメディア空間

桑木野幸司著

白水社, 2019.8

タイトル読み

ルネサンス テイエン ノ セイシンシ : ケンリョク ト チ ト ビ ノ メディア クウカン

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注記

折り込図1枚

人名索引: 巻末p1-4

事項索引: 巻末p5-8

註と典拠: 巻末p9-27

内容説明・目次

内容説明

ボッティチェッリ『春』に描かれたのは、実在の庭だったのか。博物知識の集積場にして、美術品の展覧スペース、政治的なプロパガンダ装置—初期近代イタリアを彩る数々の名苑奇園の内に、当時の自然観や美学、哲学、科学、工学が混淆する創造的瞬間を見る、新しい文化史。図版多数収録。

目次

  • 序 イタリア・ルネサンス庭園史の射程
  • 第1章 古代・中世の庭園文化
  • 第2章 ルネサンスにおける風景の発見
  • 第3章 メディチ家の初期のヴィッラ庭園
  • 第4章 天才ドナート・ブラマンテの造園革命とその影響
  • 第5章 象徴化するランドスケープ—ラッファエッロの夢
  • 第6章 庭園に再現された地誌—庭を読む視点の誕生
  • 第7章 コレクション空間としての庭園—「庭の掟」と植物園の世界
  • 第8章 黄金時代—ヴィッラ・デステとヴィッラ・ランテ
  • 第9章 マニエリスム庭園の極北—グロッタ・グランデとプラトリーノ
  • 結び 終わらない宴

「BOOKデータベース」 より

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