海に生きた百姓たち : 海村の江戸時代

書誌事項

海に生きた百姓たち : 海村の江戸時代

渡辺尚志著

草思社, 2019.7

タイトル別名

海に生きた百姓たち : 海村の江戸時代

タイトル読み

ウミ ニ イキタ ヒャクショウ タチ : カイソン ノ エド ジダイ

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注記

参考文献: p291-295

内容説明・目次

内容説明

江戸時代の海の男たちの知られざる三〇〇年史。百姓=農民、ではない。海辺に生き、漁業を主ななりわいにした者たちも、身分的には百姓だった。漁法、利益配分、魚の輸送ルートなど、当時の漁業とはどのようなものだったのか?網元とその配下の網子たちの対立と協調の歴史とは?第一部で江戸時代の全国の海村の姿を網羅的に紹介しつつ、第二部では渋沢敬三が奥駿河湾岸で発見した古文書等を取り上げ、江戸期以降の漁業の実態を時系列で追いかける。

目次

  • 序 江戸時代の村と海村
  • 第1部 江戸時代の漁業とは—全国の事例を追う(網と漁法;東北・北陸;肥後天草;瀬戸内海;隠岐島;関東;琵琶湖)
  • 第2部 海の男たちの三〇〇年史—戦国、江戸、明治‐伊豆半島の海村を深掘りする(伊豆半島の海村の古文書、発見;津元と網子による漁の世界—立網漁から、利益の分配、魚の売買・輸送ルートまで;戦国〜江戸前期 立網漁の主導者津元に、網子が独自漁で対抗—長浜村を例に;江戸中期 津元批判を先鋭化させる網子たち;江戸後期 「新漁場」の操業で、漁業秩序に大亀裂)
  • 明治維新における海村の大変革

「BOOKデータベース」 より

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