太閤検地 : 秀吉が目指した国のかたち

書誌事項

太閤検地 : 秀吉が目指した国のかたち

中野等著

(中公新書, 2557)

中央公論新社, 2019.8

タイトル読み

タイコウ ケンチ : ヒデヨシ ガ メザシタ クニ ノ カタチ

注記

参考文献: p268-273

内容説明・目次

内容説明

豊臣(羽柴)秀吉が実施した政策、太閤検地。その革新性はどこにあるのか—。秀吉は、各地を征服するたび奉行を派遣し、検地を断行。全国の石高を数値で把握し、加増や減封、国替えを容易にすることで、統治権力を天下人に集約した。中央集権の成果は、のちに江戸幕府の支配基盤ともなる。本書は、太閤検地の実態を描き、単なる土地制度上の政策にとどまらず、日本の社会構造を大きく変えた意義を示す。

目次

  • 序章 太閤検地と日本近世社会
  • 第1章 織田政権下の羽柴領検地
  • 第2章 「政権」としての基盤整備
  • 第3章 国内統一と検地
  • 第4章 大名領検地の諸相
  • 第5章 「御前帳」「郡図」の調製
  • 第6章 政権下の「在所」と「唐入り」
  • 第7章 文禄検地の諸相
  • 第8章 政権末期の慶長検地
  • 終章 太閤検地の歴史的意義

「BOOKデータベース」 より

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