自由論 : 現在性の系譜学 : 完全版

書誌事項

自由論 : 現在性の系譜学 : 完全版

酒井隆史著

(河出文庫, [さ35-2])

河出書房新社, 2019.8

タイトル別名

完全版自由論 : 現在性の系譜学

タイトル読み

ジユウロン : ゲンザイセイ ノ ケイフガク : カンゼンバン

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注記

青土社2001年刊の加筆修正・追加, 文庫化

シリーズ番号はブックジャケットによる

参考文献: p600-617

内容説明・目次

内容説明

わたしたちは本当に自由なのか?—一九八〇年代から現在まで、全世界の政治・経済・社会を貫く「ネオリベラリズム」の生成過程を、規律社会から管理社会へと移行する権力の編成としてダイナミックに描き出しながら、フーコー以降の政治社会論を根底から更新した名著、待望の文庫化。二〇〇〇年以降の危機的状況を、権威主義的リベラリズムとして読み解く斬新な考察を大幅に増補した決定版。

目次

  • 新しい権力地図が生まれるとき—“運動”以降
  • 1 フーコーと自由の現在(リベラリズムの差異と反復—統治論;生に折り畳まれる死—権力論;敵対の転位—法/ノルム論)
  • 2 セキュリティと自由(“セキュリティ”の上昇—現代都市隔離論;恐怖と秘密の政治学;現在性の系譜学へむけて—「犬」と例外状態;『自由論』韓国語版の序文)

「BOOKデータベース」 より

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