小津安二郎サイレント映画の美学
著者
書誌事項
小津安二郎サイレント映画の美学
慶應義塾大学出版会, 2019.8
- タイトル別名
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小津安二郎 : サイレント映画の美学
- タイトル読み
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オズ ヤスジロウ サイレント エイガ ノ ビガク
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小津安二郎サイレント映画の美学
2019.8.
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小津安二郎サイレント映画の美学
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注記
博士論文「Reflecting Hollywood: mobility and lightness in the early silent films of Ozu Yasujiro, 1927-1933」(シカゴ大学, 2012年提出) に第六章をくわえ、大幅な修正をくわえたもの
参考文献: 巻末p8-19
内容説明・目次
内容説明
ハリウッド映画に強く魅せられた若き日の小津はどのように自身の映画表現を発展させたのか—ハリウッド作品との比較、ヨーロッパ前衛映画論への参照から、初期小津作品の映画的達成を検証する野心的な試み。
目次
- 序論 小津とサイレント映画の地平
- 第1部 ローカルな文脈(小津映画の起源—一九二〇年代後半日本のハリウッド映画受容;近代による征服—松竹蒲田撮影所と監督たち)
- 第2部 グローバルな文脈(フォトジェニー的宙吊り—ルビッチ映画の“動き”について;はかない事物—ヴァナキュラー・モダニズムとしての小津サイレント映画)
- 第3部 “動き”と“明るさ”の美学を超えて(小市民映画の限界—岩崎昶の批判;一九三四年以降の小津—トーキーへ、さらにトーキー以降)
「BOOKデータベース」 より