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女系図でみる日本争乱史

大塚ひかり著

(新潮新書, 831)

新潮社, 2019.9

タイトル別名

女系図でみる日本争乱史

タイトル読み

オンナ ケイズ デ ミル ニホン ソウランシ

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注記

初出: 「波」2018年8月号〜2019年6月号

参考原典・主な参考文献: p189-190

内容説明・目次

内容説明

みんな身内の争いだった—母親が誰かに注目した「女系図」を丹念に読み解けば、日本史のややこしい部分がすべてクリアに見えてくる。なぜ中大兄皇子は長い間天皇に即位しなかったのか、応仁の乱の本当の原因は何だったのか、徳川慶喜はなぜ戦わずして降伏したのか。乙巳の変(大化の改新)、新羅親征、壬申の乱、平将門の乱、関ヶ原合戦、戊辰戦争等、日本の転機となった争乱の見方が一変する一冊。

目次

  • 第1講 乙巳の変と大化の改新—天皇の妻子が増える時
  • 第2講 新羅親征—中大兄はなぜすぐに即位しなかったのか
  • 第3講 壬申の乱—持統天皇の革新性
  • 第4講 恵美押勝の乱—女系で栄え、女系で滅ぶ
  • 第5講 薬子の変と母子処罰三事件—卑母腹と廃太子
  • 第6講 平将門の乱と前九年・後三年の役—婚姻が招いた大争乱
  • 第7講 保元の乱と源平合戦—悪口とお下がり妻
  • 第8講 承久の乱—本当に女の戦いだったのか?
  • 第9講 応仁の乱—相続の転換期が生んだ大乱
  • 第10講 関ヶ原合戦・大坂の陣—淀殿悪女説の出所
  • 第11講 戊辰戦争—女系図が恨みの連鎖をほどく

「BOOKデータベース」 より

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