渦動と空明 : 日本近代文学管見

書誌事項

渦動と空明 : 日本近代文学管見

奥山文幸著

蒼丘書林, 2019.9

タイトル読み

カドウ ト クウメイ : ニホン キンダイ ブンガク カンケン

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内容説明・目次

内容説明

宮沢賢治、漱石、芥川、三島、心霊、幻想…。日本近代文学の流れの中に立ち現れた大小の渦、水面に映る影の諸相を、深い読みと資料の精査により考察する。

目次

  • 1 宮沢賢治をめぐって(宮沢賢治と「心象」—心象という言葉・再説;詩篇「二 空明と傷痍」に関する覚書;詩篇「三七四 河原坊(山脚の黎明)」について;山猫と風—書評を読んで;宮沢賢治と“農”—農業技術者の側面)
  • 2 日本近代文学管見(明治の熊本と夏目漱石—教員生活の側面;「仕方ない」考—日本近代文学の一面;芥川龍之介における匂いの問題;三島由紀夫論の諸相—伊豆利彦の場合)
  • 3 幻想と反照(心霊写真小説の発生—日本近代文学裏面;明治の怪談会と水野葉舟「北国の人」;明治の熊本と怪談;心霊写真はおもしろい)
  • 補論 同じ道の両側を歩くこと—小津安二郎「晩春」とW.ヴェンダース「パリ、テキサス」

「BOOKデータベース」 より

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