近代建築そもそも講義
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近代建築そもそも講義
(新潮新書, 833)
新潮社, 2019.10
- タイトル読み
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キンダイ ケンチク ソモソモ コウギ
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内容説明・目次
内容説明
日本の近代建築が直面した最初の難題は「脱ぐか否か」だった。一八五七年、米国総領事ハリスは江戸城登城を許される。土足のハリスを迎えたのは畳に敷かれた錦の布と、その上で草履を履いた将軍家定。以降、公的な場は「脱がない(土足)」が原則となる—。「和」の建築は「洋」をどう受け入れてきたか。銀座煉瓦街計画、国産大理石競争、奇妙でアヤシイ洋館群、日本に溺れた英国人教授等、建築探偵・藤森教授が語る全68話。
目次
- 第1講 明治政府が捨て置けなかった大問題
- 第2講 天皇の行く先々に洋館出現
- 第3講 突如現れたスリッパ問題
- 第4講 銀座煉瓦街計画と謎の技術者
- 第5講 国産大理石はどこにある
- 第6講 日本で花開いたコロニアル建築
- 第7講 乱立する奇妙な洋館群
- 第8講 コンドル教授が育てた4人の建築家
「BOOKデータベース」 より