この社会で働くのはなぜ苦しいのか : 現代の労働をめぐる社会学/精神分析
著者
書誌事項
この社会で働くのはなぜ苦しいのか : 現代の労働をめぐる社会学/精神分析
作品社, 2019.10
- タイトル別名
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この社会で働くのはなぜ苦しいのか : 現代の労働をめぐる社会学精神分析
- タイトル読み
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コノ シャカイ デ ハタラク ノワ ナゼ クルシイ ノカ : ゲンダイ ノ ロウドウ オ メグル シャカイガク/セイシン ブンセキ
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注記
参考文献: 巻末pi-xii
内容説明・目次
内容説明
現在、ネオリベラリズム(新自由主義)という新たな社会体制が、私たちの「労働」のあり方を一変させ、さまざまな歪みを生み出している。ラカン精神分析やフランス社会学の知見を武器に、今日の「労働」が抱える問題の根底に社会構造と主体の変容を見出し、「就活」「コミュニケーション」「マネジメント」「うつ」など多角的・多層的な観点から精緻に読み解く。
目次
- 現代社会における「働くこと」
- 第1部 若者—就活の倒錯化と若者の「コミュ障」化(『何者』と「就活デモ」を結ぶ線;「コミュ障」文化という居場所;教育から労働および社会への「トランジション」)
- 第2部 企業—組織流動化時代のマネジメント・イデオロギー(浮遊する組織を埋める「ストーリーテリング」;日本社会におけるマネジメント・イデオロギー)
- 第3部 福祉・医療—当事者の「恥」と「無意識の罪責感」(生活保護における「制度的逆転移」と「恥」からの回復;「過剰正常性」という症状と精神医療の崩壊)
「BOOKデータベース」 より