危険な「美学」
著者
書誌事項
危険な「美学」
(インターナショナル新書, 044)
集英社インターナショナル , 集英社 (発売), 2019.10
- タイトル別名
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危険な美学
危険な「美学」
- タイトル読み
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キケン ナ「ビガク」
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注記
参考文献: p196-198
内容説明・目次
内容説明
「美」、あるいはそれを感じること自体に潜む危険を解き明かした一冊。高村光太郎の詩「必死の時」やジブリ映画「風立ちぬ」を例に、人を幻惑し、判断をくるわせてしまう「美」の危険性を指摘。さらにトーマス・マンの『魔の山』で描写された結核患者や戦時中の「散華」をとりあげ、「美」を感じようとする人間の感性が負を正に反転させてしまう驚くべき作用についても論じる。
目次
- 美と感性についての基礎理論
- 第1部 美は眩惑する(「美に生きる」(高村光太郎)ことの危険;アニメ『風立ちぬ』の「美しい飛行機」)
- 第2部 感性は悪を美にする(結核の美的表象;「散華」の比喩と軍歌“同期の桜”)
「BOOKデータベース」 より