雅楽のコスモロジー : 日本宗教式楽の精神史
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雅楽のコスモロジー : 日本宗教式楽の精神史
法藏館, 2019.10
- タイトル読み
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ガガク ノ コスモロジー : ニホン シュウキョウ シキガク ノ セイシンシ
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注記
雅楽年表: p239-243
内容説明・目次
内容説明
仏が奏で、神が舞う。一四〇〇年にわたり王権を支える儀礼式楽として続いてきた日本の雅楽。天王寺舞楽の伝承者でもある著者が、雅楽を通して日本固有の宗教コスモロジーを探索する。
目次
- 雅楽のコスモロジー
- 「雅楽」と祭政
- 日本人の宗教的心性の根底—アニミズム
- 仏教の導入と外来音楽—聖徳太子が結びつけた仏教と「伎楽」
- 東大寺大仏開眼供養会の意義—聖徳太子の仏教音楽理念の実現
- 雅楽のコスモロジーの端緒としての八幡神
- 日本の雅楽の形成
- 浄土思想と雅楽
- 往生伝と往生講式—音楽成仏思想
- 内侍所御神楽儀—神道的エートスの核
- 楽所と楽家の成立と盛衰—近代までの雅楽伝承者
- 神仏習合と雅楽の風景—中世・近世の雅楽のコスモロジー
- 神仏分離と国家神道—「近代」雅楽への変異
「BOOKデータベース」 より