かくしてモスクワの夜はつくられ、ジャズはトルコにもたらされた : 二つの帝国を渡り歩いた黒人興行師フレデリックの生涯

書誌事項

かくしてモスクワの夜はつくられ、ジャズはトルコにもたらされた : 二つの帝国を渡り歩いた黒人興行師フレデリックの生涯

ウラジーミル・アレクサンドロフ著 ; 竹田円訳

白水社, 2019.10

タイトル別名

The black Russian

かくしてモスクワの夜はつくられジャズはトルコにもたらされた : 二つの帝国を渡り歩いた黒人興行師フレデリックの生涯

タイトル読み

カクシテ モスクワ ノ ヨル ワ ツクラレ、ジャズ ワ トルコ ニ モタラサレタ : フタツ ノ テイコク オ ワタリアルイタ コクジン コウギョウシ フレデリック ノ ショウガイ

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内容説明・目次

内容説明

厳酷な黒人差別社会に見切りをつけたミシシッピ生まれのフレデリックは、海を越えて旧大陸へ渡り、帝政時代のモスクワでアメリカン・ドリームを掴むのだが…ロシア文学の碩学による、まるで物語のような歴史ノンフィクション。アメリカ南部の社会、爛熟する帝政末期のモスクワの夜、そして、第一次世界大戦とロシア革命の勃発—激動の時代を背景に描かれる、不屈な男の、凄まじくも痛快で爽快な魂の遍歴。

目次

  • プロローグ 生きるか死ぬか
  • 1 南部のなかの南部
  • 2 フレデリックの修業時代
  • 3 モスクワにまさるものなし
  • 4 最初の富
  • 5 ロシア人になる
  • 6 喪失と逃走
  • 7 コンスタンティノープルでの再起
  • 8 アメリカ市民権を求めて
  • 9 ジャズのスルタン
  • エピローグ 死者と生者

「BOOKデータベース」 より

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