書誌事項

分かれ道 : ユダヤ性とシオニズム批判

ジュディス・バトラー著 ; 大橋洋一, 岸まどか訳

青土社, 2019.11

タイトル別名

Parting ways : Jewishness and the critique of Zionism

タイトル読み

ワカレミチ : ユダヤセイ ト シオニズム ヒハン

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注記

原著 (Columbia University Press, c2012) の翻訳

索引: 巻末pi-viii

内容説明・目次

内容説明

ユダヤ人であることと、シオニズムを批判することは両立しえないのか。ユダヤ性とは何かを徹底的に主題化しつつ、パレスチナ・イスラエル問題の核心にせまる。レヴィナス、ベンヤミン、アーレント、サイードの思想を読みとき、現代を代表する思想家が、いま私たちがとるべき道を模索する。

目次

  • はじめに—自己からの離脱、エグザイル、そしてシオニズム批判
  • 第1章 不可能で必要な責務—サイード、レヴィナス、そして倫理的要請
  • 第2章 殺すことができない—レヴィナス対レヴィナス
  • 第3章 ヴァルター・ベンヤミンと暴力批判論
  • 第4章 閃いているもの—ベンヤミンのメシア的政治
  • 第5章 ユダヤ教はシオニズムか—あるいはアーレントと国民国家批判
  • 第6章 複数的なるものの苦境—アーレントにおける共生と主権
  • 第7章 現在のためのプリーモ・レーヴィ
  • 第8章 「エグザイルなくして、私たちはどうしたらよいだろう」—サイートとダルウィーシュが未来に語りかける

「BOOKデータベース」 より

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