BLが開く扉 : 変容するアジアのセクシュアリティとジェンダー

著者

書誌事項

BLが開く扉 : 変容するアジアのセクシュアリティとジェンダー

ジェームズ・ウェルカー編著

青土社, 2019.11

タイトル別名

BL opening doors : sexuality and gender transfigured in Asia

タイトル読み

BL ガ ヒラク トビラ : ヘンヨウ スル アジア ノ セクシュアリティ ト ジェンダー

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注記

その他の著訳者: シュウ・ヤンルイ, ヤン・リン, キム・ヒョジン, 長池一美, 守如子, 齋藤朝子パトリシア, 藤本由香里, 石田仁, トーマス・ボーディネット, カン=グエン・ビュンジュ・ドレッジ, ワン・ペンティ, ラクシュミ・メノン, ギタ・プラムディタ・プラメスワリ, 堀あきこ, 佐藤まな

内容説明・目次

内容説明

ＢＬは政治的であり個人的だ。アジアではＢＬが独自の変容を遂げ、大きな社会的影響力を持っていた。ＢＬ分析から見えるアジアの現状と日本の特異性—世界のＢＬ、ＬＧＢＴ（Ｑ）、マンガ研究の第一人者たちがいま解き明かす。

目次

  • ボーイズラブ（ＢＬ）とそのアジアにおける変容・変貌・変化
  • 第１部　ＢＬの意味と欲望（ＢＬとスラッシュのはざまで—現代中国の「耽美」フィクション、文化越境的媒介、変化するジェンダー規範；フェミニズムの時代、ＢＬの意味を問い直す—二〇一〇年代韓国のインターネットにおける脱ＢＬ言説をめぐって；「腐男子になる」欲望—東アジアにおける異性愛男性ＢＬファン比較研究；日本のＢＬ—その特徴に注目して；神話からゲーム、そしてホモエロティック・フィクションへ—中国、日本と台湾の「真・三國無双」ＢＬ同人誌）
  • 第２部　ＬＧＢＴ（Ｑ）とＢＬ（憧れの世界を読み取る—一時滞在の中国人ゲイに対する「希望のよりどころ」としてのＢＬ；ゲイ「ファン」の「ファン」—想像と存在のはざまから立ち上がるタイのボーイズラブ；抑圧か革命か？—同性婚合法化運動に対する台湾のＢＬファンコミュニティの反応；Ｄｅｓｉ　Ｄｅｓｕ—インドの都市部における性、セクシュアリティ、ＢＬ消費；不調和な情熱—インドネシアにおけるボーイズラブ・ファンのアイデンティティ交渉とＬＧＢＴに向けるまなざし）

「BOOKデータベース」 より

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