野蛮のハーモニー : ホロコースト史学論集

書誌事項

野蛮のハーモニー : ホロコースト史学論集

ダン・ストーン [著] ; 上村忠男編訳

みすず書房, 2019.11

タイトル読み

ヤバン ノ ハーモニー : ホロコースト シガク ロンシュウ

大学図書館所蔵 件 / 106

注記

" ... ホロコースト史学論のなかから主要な論考八本を選んで編んだ日本語版独自論集である。"--p276

文献: 各章末

収録内容

  • 「アウシュヴィッツ・シンドローム」を超えて : 冷戦後のホロコースト史学 = Beyond the 'Auschwitz syndrome' : Holocaust historiography after the cold war
  • ホロコーストと「人間」 = The Holocaust and 'the human'
  • 物語理論とホロコースト史学 = Narrative theory and Holocaust historiography
  • ホロコースト史学と文化史 = Holocaust historiography and cultural history
  • ダン・ストーン編『ホロコーストと歴史の方法論』序論 = Introduction : the Holocaust and historical methodology
  • 過去を破門する? : ホロコースト史学における物語論と合理的構築主義 = Excommunicating the past? : narrativism and rational constructivism in the historiography Holocaust
  • ゾンダーコマンドの撮った写真 = The Sonderkommando photographs
  • 野蛮のハーモニー : 「アウシュヴィッツの巻物」をホロコースト史学のなかに位置づける = The harmony of barbarism : locating the scrolls of Auschwitz in the Holocaust historiography

内容説明・目次

内容説明

冷戦終結後、ポーランド・ルーマニア・ハンガリーなど旧社会主義国だった東ヨーロッパの文書保管所の資料が公開され、ホロコースト史学は大きく様変わりした。ホロコーストはアウシュヴィッツに象徴されるナチス・ドイツのユダヤ人絶滅計画に収まらない、ヨーロッパ各国の体制や地域住民が関わる複雑な現象として見直しが進んでいる。本書では物語理論や文化史、比較ジェノサイド論、トラウマ理論などの影響が追跡される。ホロコーストをいかに語るのかは、「記憶をめぐる戦争」が進行中のヨーロッパでは死活問題なのである。歴史についてどれほど多くのことが知られていても、ものごとの核心には暗くて不透明なものが残っている。同じ過去を表象するのにも多数のやり方がある。「限界に位置する出来事」であったホロコーストをどのように語るのかは、社会の状態を測るバロメータとなるだろう。歴史の方法論と思想史の最前線に立つ論考集である。

目次

  • 第1章 「アウシュヴィッツ・シンドローム」を超えて—冷戦後のホロコースト史学
  • 第2章 ホロコーストと「人間」
  • 第3章 物語理論とホロコースト史学
  • 第4章 ホロコースト史学と文化史
  • 第5章 ダン・ストーン編『ホロコーストと歴史の方法論』序論
  • 第6章 過去を破門する?—ホロコースト史学における物語論と合理的構築主義
  • 第7章 ゾンダーコマンドの撮った写真
  • 第8章 野蛮のハーモニー—「アウシュヴィッツの巻物」をホロコースト史学のなかに位置づける

「BOOKデータベース」 より

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