実像 : 広島の「ばっちゃん」中本忠子の真実

書誌事項

実像 : 広島の「ばっちゃん」中本忠子の真実

秋山千佳著

KADOKAWA, 2019.10

タイトル別名

実像 : 広島のばっちゃん中本忠子の真実

タイトル読み

ジツゾウ : ヒロシマ ノ バッチャン ナカモト チカコ ノ シンジツ

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注記

主要参考文献:p251-252

内容説明・目次

内容説明

本名よりも「ばっちゃん」の通称で知られる女性、中本忠子。彼女は広島市にあるアパートを拠点に約四十年にわたり、非行少年をはじめ、生きづらさを抱える人たちに無償で手料理を提供し、生活の立て直しを支援し続けてきた。その圧倒的な善行はメディアに取り上げられ、意に反して急速に聖人化される。ところが、肝心の活動の動機は一切謎のままだった。本人、親族、そして“家”に集う人々へ取材を重ね、秘してきた“情と業”に初めて迫る。それは、偶像を求め、作り、持ち上げては貶める時代の闇を払うことでもあった!渾身のルポルタージュ!!

目次

  • 序章 「ばっちゃん」と「中本忠子」—二十五秒のスピーチを聞いて
  • 第1章 基町の家—卵焼きを囲んで
  • 第2章 孤独と空腹—立ち直りのために「立て直す」
  • 第3章 「木に登ったが下りられず」—ドーナツの穴を埋め続けて
  • 第4章 平和都市ヒロシマの足下—人々は見捨てられてきた
  • 第5章 母の背中—息子も里親になった
  • 第6章 ルーツ—お嬢様から“母”に
  • 第7章 遠いところで—祈りは皿に込められた
  • 終章 家族—よその子であれ、わが子であれ

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB2918305X
  • ISBN
    • 9784041086155
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    252p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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