「めづらし」の詩学 : 本歌取論の展開とポスト新古今時代の和歌

書誌事項

「めづらし」の詩学 : 本歌取論の展開とポスト新古今時代の和歌

土田耕督著

大阪大学出版会, 2019.9

タイトル別名

めづらしの詩学 : 本歌取論の展開とポスト新古今時代の和歌

タイトル読み

「メズラシ」ノ シガク : ホンカドリロン ノ テンカイ ト ポスト シンコキン ジダイ ノ ワカ

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注記

学位請求論文「中世和歌における古歌再利用意識の展開とその芸術学的射程」 (大阪大学, 2012年度提出) を大幅に改訂し増補したもの

内容説明・目次

目次

  • 「本歌取」とは何か—「新古今時代」における古歌再利用意識の諸相
  • 1 「めづらし」の詩学と“擬古典主義”(藤原為家の「古歌取」論;藤原為家の和歌と“擬古典主義”)
  • 2 “擬古典主義”への順応と反動(錯綜する「本歌取」;「心詞」の再利用可能性)
  • 3 「本歌取」論のパラダイム形成(解体する「本歌取」—『井蛙抄』に見る頓阿の分類;中世「本歌取」論の帰結—『愚問賢注』と『近来風体』の分類;ポスト新古今時代の和歌システム)
  • 終わりに 「相も変わらぬことを前より少しだけましにやること」の芸術学のために

「BOOKデータベース」 より

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