コミュニケーション的存在論の人類学

書誌事項

コミュニケーション的存在論の人類学

杉島敬志編

臨川書店, 2019.12

タイトル別名

Anthropology of communicative ontology

タイトル読み

コミュニケーションテキ ソンザイロン ノ ジンルイガク

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注記

国立民族学博物館の共同研究「エージェンシーの定立と作用--コミュニケーションから構想する次世代人類学の展望」(2013-2016年度)の成果論集

索引あり

参照文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

存在は単独で存在するのではなく、コミュニケーションやゲームとともに立ち現れる—。人類学理論の中心をなす「存在論」の議論を拡張し、現代人類学が進むべき未来を模索する。

目次

  • 序論—参与観察を讃えて
  • 第1章 何をしたら宗教を「真剣にとりあげた」ことになるのか?—調律と複ゲームのフィールドワーク論
  • 第2章 開放系コミュニケーション—東北タイにおける経産婦の病ピットカブーンの事例研究
  • 第3章 コミュニケーションにおける様相変化—インドネシア・中部フローレスにおける妖術の記述的考察
  • 第4章 「育つ岩」—コミュニケーション/エージェンシーの限界をめぐる試論
  • 第5章 起源の場所—バリにおける土地のエージェンシーを考える
  • 第6章 書類の/とエージェンシー—パプアニューギニア・マヌス島における法とコミュニケーション
  • 第7章 社会化をうながす複合的文脈—グイ/ガナにおけるジムナスティックの事例から
  • 第8章 技術習得と知識共有—マダガスカル漁撈民ヴェズの事例から考える

「BOOKデータベース」 より

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